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造園工事の豆知識~剪定の重要な役割~

こんにちは!
株式会社永井緑建は、東京の八王子市を中心に、個人宅のお庭のお手入れやマンション・アパートの植栽管理、造園工事等を行っております。

弊社では、緑豊かで暮らしやすい居住空間を構築していくことを目指して、お客様のお役に立てるように丁寧な仕事を心がけています。

剪定には重要な役割があります。
造園したときには美しかったお庭も、お手入れをしなければ荒れ放題になってしまいます。

山野の緑も美しく価値のあるものですが、お庭の持つ美しさと価値とは種が異なっているのです。

整えられた樹木の形やお庭全体のバランスから創出される美しさは、人の手と感覚が生みだした造形美といえるのではないでしょうか。

今回は、そんな剪定の重要な役割を知っていただくために、庭木や植木を年中美しく保つためのお手入れの方法をご紹介したいと思います。

月ごとのお手入れ方法

一月

寒肥を行います。
休眠期にある樹木や植物などに、有機質肥料を与える方法です。
牛糞堆肥、鶏糞、骨粉などを与えるのが一般的です。

二月

一月から二月にかけては、植え替えに向いています。
根を切ってしまうことがあっても、ダメージを最小限に抑えられる樹木や植物の休眠期に行うのがよいとされています。

三月

庭木・植木を植えるのに向いています。
芽出しのタイミングなので「芽出し肥え」と呼ばれる施肥を行います。

四月

挿し木を行うのに向いています。ただ樹種によって違うため、専門業者に確認してから行いましょう。

病害虫対策もこの頃に行います。サクラやウメにつくウメケムシは、枝の先や分岐点に巣を作るため、徹底的に駆除しましょう。

五月

生垣の一回目の刈り込みの時期です。二回目、三回目の刈り込みは十月頃に行います。

ツツジ、ツバキにもち病が発生したら、もとから切り取って焼き捨てましょう。

六月

ツツジ類は、花後すぐに整枝剪定および刈り込みを行います。
来年の花芽は初夏に形成されます。

七月

庭木、植木の水やりには注意が必要です。水をやりすぎないために、一週間に一回程度、根の張っている部分まで届くように水やりをします。

庭木、植木の間引き剪定の時期です。

八月

葉水を行います。葉水とは、ホースの先を葉に押しつけて葉の表面を洗うことです。これは葉についた塵芥を落とすための作業です。

九月

台風対策として支柱を立てるとよいでしょう。
コウヤマキ、コノテシガワ、サクラ、サワラ、スギ、チャボヒバ、ヒノキ、モクレン、アカシアなどは風で倒れやすいので注意します。

十月

生垣の止め刈りを行います。冬季に入る前に樹木の整えておくためですが、この時期に花芽がついているものもありますので、注意が必要です。

十一月

防寒対策として、ワラを巻いたり囲いを作ったりします。

十二月

病害虫の卵を駆除します。
剪定バサミや鎌などで卵を壊して、残った枝葉は焼却するか深い穴を掘って埋めます。
剪定したことで安心して庭の隅に放置しておくと、そこが病害虫の温床になる可能性があります。

剪定、造園などは安心の株式会社永井緑建まで

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